【ホームレス小谷】「天才万博」の一体感を生んだ「巻き込み力」に鳥肌が止まらなかった

こんにちは、ハイパーリバ邸のぼりです。

12月29日、東京キネマクラブで行われた「天才万博」に行ってきました。

天才万博とは?

天才万博とはもともと主催のホームレス小谷さんが観に行った音楽フェスで一言、「アリーナー!っていいたい」とキングコング西野さんに言ってしまったことがきっかけで開催されることになった年末に行われる音楽フェス。2014年に始まったので今回で3回目となります。

天才万博

チケットは全て「手売り」「手作り」

このフェスはちょっと変わっていて「主催者がチケットを全て手売りする代わりに、ネームバリューや集客力関係なく、天才しか出さない」というコンセプトがあります。

1年中、自分の1日を50円で売る「ホームレス小谷」さんが全国でチケットを売り歩いているんです。ぼくはハイパーリバ邸にて行われた「ホームレス小谷を囲む会」のときにチケットを購入。

チケットはちゃんと印刷したものではなく小谷さんの「手書き」でした。
しかもぼくが貰ったときは小谷さんが紙を持っていなかったので、近くにあったペーパータオルがチケットになった。
さすがにゴミと間違えてしまいそうになったのでパウチしたほどです。

「ほんとにこんなので大丈夫なんですか?」って聞くと、「大丈夫!最悪チケットなくてもなんとかなるから!」とのこと。

まじか。

 

増刷しても完売したチケットを手に会場へ

向かった会場はJR山手線「鶯谷(うぐいすだに)」南口から徒歩2分でつく「東京キネマ倶楽部」

2日間にかけて開催される天才万博、各500枚ずつ手売りされたチケットは売り切れてしまい増刷(手書きだけど)が150枚。それも手売りで完売したそう。(どうしても買えない人はオンラインショップ「住所不定」でも買えるみたいです)

一緒に行ったのは先日、「BAR×ひみつきち」クラウドファンディングの目標金額を200%で達成したぺーたーずの方々。

 

会場全員が超フレンドリー

会場に入った瞬間にわかるんですけど、まじでみんなフレンドリーです。

普通にアイドルとかのコンサートに行ってもなかなか他の観客とは話さないですよね。だって知人でもなんでもないから。

それなのになぜ天才万博のお客さんはみんなフレンドリーなのか?ここにはホームレス小谷さんがチケットを「わざわざ」手売りにしていることに理由があります。

地球全員と家族に

ホームレス小谷さんは家がありません。その考えがそのままぶっ飛んでしまって「地球が家」という感覚だそう。まあ確かにそうですよね。

誰かの家に泊めてもらったり、泊まるところがなければ公園のベンチでも寝ちゃうって感覚であれば「地球が家」って感覚も納得です。

そんな日本一愉快なホームレス小谷さんの目標は「地球全員と家族になりたい」というもの。

みんな家族って精神の小谷さんを慕う人が直接チケットを買うのだから、全員フレンドリーです。
「小谷の友達に悪いやつはいないだろう」って感覚。

始まった天才万博の「一体感」

始まってみると序盤から超大盛り上がり。

ぼくが行ったのは1日目の〜夜空にかかる虹〜でした。出演者はこんな感じ。

  1. アノアとペロ
  2. ショピン
  3. ザッハトルテ
  4. DJダイノジ

出演者の方々めっちゃ素敵だったので書き起こしたいのですが、記事がとんでもないボリュームになるので、それぞれの方がどんな音楽を奏でるのかは天才万博HPからお聞きください笑

ぼくが今回の天才万博で一番に感動したのは会場全体の一体感でした。

会場のみんながめちゃくちゃフレンドリーなので、前列のほうはハイタッチしまくってるし、後方ではみんな好きなようにおしゃべりをしながらフェスを楽しむ。

ステージにお客さんをあげて一緒に踊ったり歌ったりもする。ぼくも上がりました。

普通はそんなことできないですよね。これもホームレス小谷さんから手売りでチケットを買った全員の「信用」から成り立っていました。

超大規模な「内輪ノリ」です。

撮影、SNSアップはご自由に

これもけっこう衝撃的だったんですけど、会場の壁に「撮影、SNSアップはご自由に」って張り紙があります。

普通はダメですよね?せっかくチケットを買ってわざわざ足を運んでくれる人に悪いし。もしかしたらDVDとかも発売できるかもしれないのに。

でも、ここにはキングコング西野さんの狙いがちゃんとあります。以前自身のブログでもおっしゃっていたのですが、情報をどんどん広げることで来客を増やすという考え方です。
実際、西野さんが手がけた絵本「えんとつ町のプペル」は、1万部売れれば大ヒットと言われる絵本業界で20万部を超えるメガヒットを叩き出しています。

最新作『えんとつ町のプペル』を発売前にブログでオチまで全部見せてみた。

*記事中より引用

人が行動する理由は確認作業でしかないと思っています。
たとえば、フランス旅行に行った時に、近くの美術館に『モナリザ』が展示されていると知ったら、それほど美術に興味がなくても入館料を払って観に行ってしまうワケは、子供の頃に画素数は最悪でも教科書で『モナリザ』を見ているから。

「近くの美術館にメチャクチャ素敵な絵が展示されていますよ」では、よっぽどの美術好きでないかぎり動きません。
僕らは、すでに知っている絵を観に行く。
「生はどんなのだろう?」という確認作業をしているわけです。

またYouTubeにも「えんとつ町のプペル」は読み聞かせ動画を公開しています。

なので、来客のみなさんも遠慮なくガンガンSNSにアップしています。

Twitterハッシュタグ→#天才万博

Facebookハッシュタグ→#天才万博

ぼく自身、チケットを買った理由は以前から盛り上がっていることは知っていた天才万博を自分の目と体で「確認」したかったからです。

そしてやっぱり行ってよかった。

最後には西野さんの弾き語りの「えんとつ町のプペル」を全員で大合唱。鳥肌がやばかったです。

途中からずっとダイノジさん泣いてたし。

天才万博の「巻き込み力」

  • 超大規模の内輪ノリ
  • 完全なる情報公開

この2つに共通しているのは、先日のハイパーリバ邸ブログの記事にも書いた「作り手の法則」があります。

詳しくは西野さんオフィシャルブログのコチラの記事から→まだ「情報解禁」とかいってんの?

*記事中より引用

たとえば、自分で食べるものを自分で作る『バーベキュー』のような。

世界は間違いなく、そっちにシフトしていっている。
お客さんがオフ会で集まって振り付けの練習をして臨んだり、
ライブタオルを頭に巻いて会場の前でお客さん同士が円陣を組んで「いくぞ、おー!」なんて叫んでいる『音楽ライブ』なんて、まさにそうじゃないか。
その空間にはクリエイターしか存在していない。
(中略)
何が言いたいかというとね、
『お客さん』を増やすのではなくて、『作り手』を増やした方がいいということ。
なぜなら、『作り手』は、そのまま『お客さん』になるから。
そして、『お客さん』なんて、もう存在していないから。

「お客さん」と「演者」じゃない、「出演者」と「スタッフ」の関係。みんなで作り上げる天才万博。

それをこの大規模で行うにはチケットは普通の売り方じゃなくて、主催者のホームレス小谷さんが参加者ひとりひとりに手売りするというやり方じゃないとできなかったと思う。

そう思うとまた鳥肌がたった。

憧れるだけじゃ物足りない

超楽しかった。もちろん、来年の天才万博も絶対いきます。

こうやって、お正月の親戚の集まりとかお盆のお墓詣りみたいに「年末には天才万博がある」っていってみんなで集まって1年に1回しか会わないような人と楽しく喋ることができるなんて最高過ぎる。

そんな話を帰り道に「ぺーたーず」のメンバーとしていました。

確かにすごいし、素敵だけど憧れるだけじゃ物足りない。自分たちが巻き込む立場になりたい。

2017年のぺーたーず×ハイパーリバ邸の活動に乞うご期待です(^ ^)

以上、ぼりでした!

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